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Cannibal Holocaust
食人族 (1980) Italy / Colombia 98min.
Introduction 序盤アウトライン
今もって秘境と呼ばれるアマゾン上流地域に広がるグリーン・インフェルノ。その「緑の地獄」と呼ばれる土地に生息すると云う「食人族」と呼ばれる種族の取材の為に、女性を含む4人のアメリカ探検クルーが調査に向うが、その消息も完全に途絶えてしまう。やがて、ニューヨーク大学の人類学者ハロルド・モンロー教授を擁する捜査隊が送り出されるが、その行く手に待ち受けていたのは、阿鼻叫喚の地獄絵図だったーー
Various Note メモ
日本ではドキュメント映像として公開された作品だが、その実は、完全なるフィクションである。あまりにリアルな特殊効果に、法廷への出廷を余儀なくされたと云う監督のデオダートは、血糊などが偽物であったと云う事を証明させられているが、カニバリズムの犠牲になる先遣隊の4人のクルー達が本当に殺害されたのではないかと云う真しやかな噂が飛び交ってしまった事から、RAI国営テレビ放送にデオダート監督が渦中の役者たちを従えて出演、その健在ぶりをアピールすると云う必要に迫られている。しかし、劇中で屠殺される亀など、その全てが本物だった事から、イタリア本国では公開から暫く後に上映禁止の処分を受けている。
デオダートが作品に着手したその理由は至って単純なもので、暴力事件を報道していたニュース番組を見ていた彼の息子が、テレビクルー達はその危険な惨劇の現場に居合わせたにも拘わらず、どうしてカメラを向ける事が出来るのかと疑問を投げかけたのが、そのモチベーションの第一歩だったと云う。
ちなみに米国でのレイティングは、その公開当時が"X"、暫く後には、ロメロ監督の「ゾンビ」などと同じ"Open"となっているが、カメの屠殺場面などはあるにせよ、ハンニバルシークエンスなどはフィクションだと分かってさえいれば、ご愛嬌と云った所。たとえ「ゾンビ」のような作品であっても、欧州や米国の観客は、レイティングをその鑑賞基準の判断として尊重している為に、関心の無い人などは見向きもしないからである。問題だったと云えば、日本公開当時でのPR展開である。いかにも「ノンフィクション」と云う触れ込みで公開、「ヤコペッティの大残酷」や「人間解剖」のような成人指定も無かった為に、好奇心旺盛な小学生などでも平気で観ていた訳だが、これは、欧米人から見れば「ここがヘンだよ日本人」と云った所だろう。
76年には「カニバル」と云うモンド路線の作品を撮る監督のデオダートだが、バイオレンスやサスペンス系の「バニシング」や「コンコルド」、何故かいきなり「フィーリングラブ」と、その正体も今ひとつハッキリしない人物である。
04年、イタリアのRAIで放送された監督のインタビューを見たが、86年の自身の作品「真夜中の狂気」を例に挙げてのコメントによれば、一連のモンド作品なども非暴力のアンチテーゼとしてのリリースだったと。しかし、「真夜中の狂気」の劇中で展開されるカミソリでのしつこいまでの責め苦を描写した場面、あのようなカットにもメッセージ性があるものなのかと、その疑問も深まるばかり。



製作スタッフ
Staff
関連作品 (抜粋)
Related Works "excerpts"
監督
Directed by
ルッジェロ・デオダート
Ruggero Deodato
バニシング Uomini si nasce poliziotti si muore
フィーリングラブ L'Ultimo sapore dell'aria
コンコルド Concorde Affaire '79
真夜中の狂気 La casa sperduta nel parco
製作
Produced by
フランコ・パラッジ
Franco Palaggi
闘将スパルタカス Il Figlio di Spartacus
真夜中の狂気 La casa sperduta nel parco
フランコ・ディ・ヌンツィオ
Franco Di Nunzio
真夜中の狂気 La casa sperduta nel parco
イグアナ 愛と野望の果て(未) Iguana
原案と脚本
Story & Screenplay by
ジャンフランコ・クレリチ
Gianfranco Clerici
フォーミュラ・ワン
 Formula 1 - Nell'Inferno del Grand Prix
レディ・イポリタの恋人 夢魔 L'Anticristo
カニバル Ultimo mondo cannibale
撮影
Cinematography by
セルジオ・ドフィツィ
Sergio D'Offizi
野獣暁に死す Oggi a me... domani a te!
火の森 Le Regine
編集
Edited by
ビンチェンツォ・トマージ
Vincenzo Tomassi
サンゲリア Zombi 2
ルチオ・フルチのマーダロック(未)
 Murderock - uccide a passo di danza
美術
Production Design by
マッシモ・アントネッロ・ジェレング
Massimo Antonello Geleng
エイリアンドローム(未) Contamination
スリープレス Non ho sonno
音楽
Music by
リズ・オルトラーニ
Riz Ortolani
バラキ The Valachi Papers
ヤコペッティの大残酷 Mondo candido
キャスト
Cast
配役
Plays
関連作品 (抜粋)
Related Works "excerpts"
ロバート・カーマン
Robert Kerman
Professor
Harold Monroe
グッバイガール The Goodbye Girl
エアポート'80 The Concorde: Airport '79
スパイダーマン Spider-Man
フランチェスカ・チアルディ
Francesca Ciardi
Faye Daniels さらばモスクワ(未) Mosca addio
ガブリエル・ヨーク
Gabriel Yorke
Alan Yates アポロ13 Apollo 13
アイドル・ハンズ(未) Idle Hands
ペリー・ピルカネン
Perry Pirkanen
Jack Anders 地獄の門(未) Paura nella città dei morti viventi
人喰族 Cannibal ferox
ルカ・バルバレスキー
Luca Barbareschi
Mark Tomaso バイ・バイ・ベイビー Bye Bye Baby
ザ・ブロンド La Bionda
サルヴァトーレ・バジーレ
Salvatore Basile
Felipe Ocanya 顔役 Gangster '70
ウエスタン C'era una volta il West
リカルド・フエンテス
Ricardo Fuentes
Jacko Losojos Maten al león
パオロ・パオローニ
Paolo Paoloni
Chief
NY Executive
インフェルノ Inferno
ルチオ・フルチの地獄の門2(未) Voci dal profondo
リオネッロ・ピオ・ディ・サヴォイア
Lionello Pio Di Savoia
Executive グッドモーニング・バビロン! Good Morning, Babylon
インテルビスタ Intervista
ルイジーナ・ロッキ
Luigina Rocchi
Native アラビアンナイト Il fiore delle mille e una notte
ホウリー・マウンテンの秘宝(未)
 La Montagna del dio cannibale
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